将来、子どもの学費や教育費をどうしようとお金の不安を抱えていませんか?
悩んでいてもお金は貯まりません。
毎月の決まった給料でやり繰りをしなければならないサラリーマンは、節約という行動あるのみです。
「収入を増やす」ができないのなら「支出を減らす」しかありません。
息子6歳がママの病気を治すために医師になりたいと言っています。
その夢を叶えるため僕たち夫婦は全力を尽くすと彼と約束をしました。
学校の授業料、日々の塾や習い事の月謝、大学進学から卒業までにピークを迎える学費を貯金して準備しておく必要があります。
教育費=投資と考える我が家では、教育投資はギャンブルではなく将来に対する保険だと認識しています。
余分な支出を減らし、その分を子どものために使うよう日々節約に励んでいます。
節約のコツと1円でも多く教育費に充てる理由、やってよかった節約を紹介していきます。
最後まで付き合ってくださいね。
僕が学んだ節約のコツ
- その都度の変動費より、月々の決まった支払である固定費から手をつける
- お金の使い方に優先順位を付けて、低いものから徐々に削っていく
- ストレスを感じるようなら、その節約は止める
- 好きなことは節約しない
- お金より大切なのは時間です。節約のために無駄な時間を使わない
誰かの節約術はあなたに当てはまるとは限りません。お金の価値観は人それぞれだからです。
自分に合ったやり方を見つけることが節約を成功させる唯一の方法です。
お財布の未来は明るくないと予想
2020年に開催されるオリンピックに向けて道路、交通、通信、建物などが整備され、それに関連する仕事が生まれお金が動き経済効果による恩恵が期待できます。
そんなオリンピック需要もそろそろ落ち着き、19年10月には消費税率が10%に上がります。
子育て世代である僕たちのお財布事情には、強烈な向かい風でしかありません。
子どもは成長していきます。夢は待ってはくれません。
低学歴=低収入の方程式
日本は学歴社会です。
学歴がないとお金を稼ぐことがとても大変な国。経済力がないと子どもに学力を付けさせることも難しく、学歴がない子どもは親と同じ苦労をする確率が高くなってきます。
我が家も例外ではありません。
親が低学歴低収入ならば、その子も低学歴低収入、またその子も低学歴低収入という負のスパイラルに陥ってしまいます。
能力があってもお金がなければ、よほどの天才でもない限りこの負のスパイラルから抜け出すことは難しいでしょう。
どこにでもいるサラリーマンの僕にできることは、節約して少しでも多くのお金を子どもの教育費に充てることです。
その理由は3つあります。
理由1 塾通いは絶対条件
私立大学医学部の6年間の学費は約5,000万円と聞きます。国公立大学医学部の6年間の学費は約350万円です。
私立大学医学部の学費をサラリーマンが払っていくことは現実的ではありません。はっきり言って無理です。
サラリーマンの息子には、国公立大学医学部しか選択枠はありません。
おトク感のある金額なので競争が激しいことは考えるまでもありませんよね。この狭き門を突破するには、並大抵の努力で突破することはできないでしょう。
ライバルたちに差をつけるには、それ相応の教育を受けなければなりません。学校の授業以外に塾や習い事へ通うことが必須になってきます。
勝負はすでに始めっています。そのためには、お金が必要です。
理由2 世帯収入は学力に影響する
国立大学法人お茶の水女子大学の平成25年度「学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」のデータからグラフを作成。
「世帯収入と学力の関係」です。世帯収入が高いほど子どもの学力が高くなる傾向がわかります。

出典:平成25年度「学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」
同じ資料から「世帯収入と学校外教育支出の関係」の項目では、世帯収入が高くなるにつれ学校外教育支出も多くなる傾向があることがわかります。

出典:平成25年度「学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」
息子の友達で高収入の家庭では、教育熱心な親が多く塾や習い事に多額の費用をかけています。
毎月何十万円という家庭もゴロゴロと存在します。
低収入の家庭でも教育熱心な親は多くいますが、生活でいっぱいいっぱいで塾や習い事にかけるお金の余裕がないのが現状です。
単純に能力の差もあるのでしょうが、同じ授業を受けていて、同じ学力ならば専門性の高い塾や習い事にお金を払える家庭の方が有利といえます。
富裕層の独り勝ち状態です。
世帯収入と子どもの学力は比例します。子どもに学力を付けるには、お金との関係を無視することはできません。
理由3 稼げるから頭がいい
厚生労働省の「平成29年 賃金構造基本統計調査」のデータからグラフを作成。
「学歴別にみた賃金」です。学歴が高い人ほど収入が高くなっていくのがわかります。

学歴がある人や頭の良い人は、稼げるという事実です。
国立大学法人お茶の水女子大学「平成25年度 学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」の「父親の最終学歴と学力の関係」からグラフを作成。
親の最終学歴が高くなるほど子どもの学力も高くなっていきます。

出典:「平成25年度 学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」
頭の良さは、遺伝するという事実です。
高学歴の親は稼ぐ能力が高く、その頭の良さは子どもに遺伝するという元も子も無い話になります。経済力と遺伝が関係するというまったく夢のない話になってしまいました。
いやいや、それでも夢を叶えたい。
朱に交われば赤くなるじゃないですが、環境は人を育てるとよく言います。
一流が集まる場所に身を置くことで、良い方向に引っ張られていくことがあります。
良い環境を作ることが学力向上には大切。少ない稼ぎの中から少しでも環境を整えてあげたい。そんな思いで節約してお金を貯めています。
おすすめの節約
住宅ローンの借り換え
住宅ローンの金利は、過去最低水準です。このタイミングだと判断して借り換えをしました。
変動金利で借りていた建物と土地を1本にまとめて、変動金利0.7%で新たに再スタートを切ります。
保証金の戻り70,000円と支払額が月々2,000円減るという結果に満足しています。今がチャンス、住宅ローンの見直しをおすすめします。
自動車の税金
人気のダイハツ タント X(saⅢ・2WD)の自動車税は、10,800円です。
人気のTOYOTA アルファード X 8人乗りの自動車税は、45,000円です。
購入時にかかる自動車重量税は、タント3,700円です。
購入時にかかる自動車重量税は、アルファード30,000円です。
自動車税は1年に1回、重量税は車検の度にかかってきます。その他にもガソリン代や駐車場代もかかるので、税金面で有利な軽自動車を選びます。
子どもが大きくなると荷物をのせるスペースがなくなり、軽自動車の狭さを感じるようになってきました。子どもを連れての買い物が不便で仕方ありません。
遠出することも考えると乗用車がいいのですが、維持費が大きく膨らむので教育費がかかるうちは購入を諦めています。
通信費を減らす
大手キャリアのスマホから、TSUTAYAの格安スマホ トーンモバイルに機種変更。
毎月約10,000円払っていた通信費を約2,000円までに減らすことができました。
会社からの給料でやりくりしなければならないサラリーマンは、毎月の決まった支出を削ることで節約に絶大な効果をもたらします。
通信費を減らしたいと悩んでいる人は、おもいきって機種変更してみましょう。
固定費が減ると気持ちとお財布にゆとりがでてきます。
おすすめしない節約
食費を削る
好きなものを食べます。
我慢して食べたくないものを食べても、生きている気がしません。生きるためだけのカロリー摂取では、つまらないだけで笑顔は減るいっぽうです。
ごちそうでなくてもいいのです。食事は楽しく食べるもの。
好きなものが並び、家族みんなで囲む食卓には笑顔が絶えません。
食べることの喜びは、明日への活力につながります。
小遣いを減らす
働く意欲が低下する原因になります。
働くことが人生の目的ではありません。
働くことは手段です。
働き詰めでは、何のために生きているの生きる目的を見失ってしまいます。やりたいこたとをやったり趣味を持つことは、人生を豊かにします。
まとめ
「小遣いを減らす」は1度挫折しましたが、月20,000円のお小遣いの中から15,000円の積立をしています。貯めたお金は投資で運用しています。
お小遣いを減らすには、強い意志が必要なのでおすすめはしません。
食費や小遣いの変動費を節約することは、我慢ばかりで節約の効果は薄く長続きしないからです。
逆にストレスがたまり、結局、ストレス発散のために散財してしまいます。ダイエットのリバウンドと同じです。
続けてこそ節約と言います。
節約も勉強も継続は力なり。
現場から、ともぞうがお届けしました~
おしまい



