・学んだ知識を身に付けたい
・本の内容を忘れちゃう
実は、この記事で紹介するインプット大全の内容を実践すると、インプットの能力を高めることができます。
なぜなら、日本一アウトプットする精神科医の樺沢紫苑さんが、脳科学に裏付けられたインプット術を紹介しているからです。
この記事では、本の感想と必ず読むべきポイントを4つ紹介します。
記事を読み終えると、インプット大全から得られることがわかります。
これから何かを勉強したいけれど、時間がない社会人におすすの1冊です。
最後までお付き合いくださいね。
著者の紹介
- 精神科医で作家
- 30冊の本を出版
- 「読んだら忘れない読書術」は15万部、「学びを結果に変えるアウトプット大全」は40万部のベストセラー
インプット大全の感想
インプット大全には、80のインプット術が紹介されています。
インプットとアウトプットを分けて考えがちですが、インプットとアウトプットはセットで行うと大きな効果があります。
アウトプットすることで、学んだことが記憶に定着しやすいからです。
「アウトプット前提でのインプット」なのです。
たとえば、本を読んだらブログやSNSに感想を書く。
「人に見せる」「見られる」という緊張感があると、情報を多く細かく集めようとします。
また、書き出すことで集めた情報が頭の中でまとまります。
そして、学んだことを実践してアウトプットの完了です。
インプットとアウトプットの関係は、「読む→書く→実践→フィードバック」という一連の流れで表すことができます。
アウトプットなしでのインプットは無駄です。
インプットしたら必ずアウトプットすることで必要な知識が身に付きます。
学びの基本は読書にあり
学びの入り口として本が最も適しています。
誰でも本1冊から多くのことを吸収することができます。
学びたいことがあれば関連した本を買ってみる。そこから、一歩踏み込んでセミナーに参加したり、個人指導を受けてみるという順番です。
いきなり高度なことを学ぼうとせず、段階的に学ぶことが基本の「キ」になります。
「学びのステップ」を把握して、段階的に学ぶことで、最短、最速でコスパよく自己成長することができます。
引用:インプット大全 P45
アウトプットなしの読書は無意味
本をたくさん読んでもアウトプットをしないのはマイナスです。
本を読むためにお金を使います。そして、時間という限りある資産を使います。
時間もお金も貴重です。
どんなにたくさんの本を読んでも、アウトプットしなければ知識は身に付きません。
「本を買ったお金」と「本を読んだ時間」は無意味なものになってしまいます。
時間がないとインプットばかりに目がいきがちですが、本を読む量を減らしてアウトプットに使うと効率良く学べるということです。
次から次へと読むのではなく、1冊読んだら、しっかりと「身につける」ようにアウトプットしていく。
引用:インプット大全 P47
本選びは重要
インプットは、本選びから始まっています。
内容の濃い本は気付きや有益な情報が多く、時間あたりの学習密度が高くなるからです。
内容の濃い本のことをホームラン本、内容の薄い本のことを三振本と言います。
ホームラン本
- たくさんの気付きが得られる本
- 知りたいことがたくさん書かれている本
- 中身が猛烈に濃い本
- 自分の自己成長を加速させる1冊
- ときに、自分の人生を変える1冊
三振本
- ほとんど気付きが得られない本
- 知りたいことがほとんど書かれていない本
- 中身が非常に薄い本
- ちっとも自己成長につながらない本
引用:インプット大全 P53
時間とお金を無駄にしないためにも、ホームラン本を選ぶ確率を上げることです。
自分にとってのホームラン本を選ぶことが、学び多き学習につながります。
失敗しない本の選択術
- 圧倒的な成長を引き起こすホームラン級の本を探す
- 今の自分のレベルに合った本を読む
- まず「入門書」から学ぶ
- 推薦する本を読む
- ベストセラーやランキングに頼らない
- 専門書は大型書店で探す
- ネット書店のレコメンド機能やレビューを参考にする
- 偶然の出会いを大切にする
- 直感を信じて、従う
- 1冊の本から複数の本へどんどんたどっていく
引用:インプット大全P53
本を聴く
本を聴くとは、書籍を音声で聴くことのできる読書アプリです。
時間のない人や活字が苦手な人におすすめします。
3つの理由があります。
1つ目に、スキマ時間の有効活用です。
たとえば、運転中で両手が使えなくてもイヤホンがあれば耳から読書ができます。
本をめくらなくてもいいので「ながら作業」で聴けて便利です。
2つ目に、読書時間の短縮です。
倍速機能が使えます。
通常モードで聴くと4時間かかるところを、2倍速で聴けば2時間で聴くことができます。
活字で読むよりも読書効率が上がります。
3つ目に、活字が苦手な人でも手軽に取り組めることです。
本を読むペースが遅くても、聴き流すだけで1日1冊簡単に読むことができます。
読書のハードルがグッと下がります。
まとめ

インプット大全を読んでからは、インプットとアウトプットをセットで考えるようになりました。
「インプットしたらアウトプット」をルール化したことで、物事を注意深く見たり、観察したりするようになりました。
特に大きな変化は、学んだことを実践するようになったことです。行動してインプットの成果を確認することができます。
学びを自分のものにしてから次に進む、理解したつもりは理解していないことと同じです。
自己成長に近道はありません。ひたすらインプットとアウトプットを愚直に繰り返すだけです。
現場から、ともぞうがお届けしましたー
おしまいっ




