まいど!感動しないクズ、ともぞうです。
突然ですが、あなたは自分の子供に残してあげたいものってありますか?
はいっ、私は感動という経験を残します。
感動は、子供にとって経験として記憶の中に残り、成長していく過程で人格を作るための栄養になっていきます。
「相手の立場で物事を考えることができる」「思いやりのある優しい子」に育ちます。
先日、奇跡の猫ボブの話を某テレビ番組で放送していました。
ざっくりと説明します。
麻薬中毒の青年が一匹の猫と出会い、更生して人生が変わっていくという話です。
家族みんなで見ていました。突然、小学校2年生の長男が泣きだしてビックリ。理由を聞くと、「感動した!」
そこで、子供にとって感動とはどんな影響を与えるのか。その正体に迫ってみた。
どうやら良いことだらけのようです。
僕の考えをまとめてみました。
感動とは何者?
普段なにげに使ったり、耳にしている感動という言葉、泣ける=感動と思っている人が多いのではないでしょうか。僕もそんなイメージです。
感情,情動,気力などを含む総括的用語。精神機能を知,情,意に分類する場合の情にあたる。狭義には,喜びとか興奮とかを意味することもあり,また特定の対象に対する感情反応をさすこともある。この特定対象から,これと連合した他の対象へと感情が移動する場合を,感情の転移という。
出典|ブリタニカ国際大百科事典
ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。
出典|小学館デジタル大辞泉
美しいものやすばらしいことに接して強い印象を受け、心を奪われること。
出典| 三省堂大辞林 第三版
どうやら受け取る側が内側で感じることであり、感動は100%主観です。それ以外の何者でもないと言うことです。感動には、個人差があり、その人の中で心が大きく動くことが感動です。
泣くだけが感動ではなく、喜怒哀楽を感じ表現することになります。
感動には人を変える力がある
感情がどれだけ揺さぶられたかで、その後のアクションの大きさに影響してきます。揺れれば揺れただけ、その大きさに比例して人を動かす原動力になるのです。
感動との出会いで人生は大きく変わります。新しい世界への入口が開かれます。感動は、新しい世界へ1歩を踏み出す力になり、その1歩は大きく未来を変えていきます。
感動した数だけ、その入口の鍵を手に入れることができます。多くの鍵を持つことで様々な入口を開けることができるようになるのです。
子供たちの可能性は無限大です。成熟した大人と違って多くのことを実現できるでしょう。
感動は伝染する
感動とは人間の中にではなく、人と人の間にあるものだ。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (ドイツの指揮者、1886~1954)
感動は五感で感じるもので感動の多い人は心が豊かな人です。
そんな人の話を聞くとみんな深みのある生き方をしています。僕なんかは薄っぺらい生き方をしているのだ。
そうです!僕は感動が薄い人間なのです。
「いい話だな」「すごいな」と思うけど大きく心が動くことがない。そのことをなんとなく遠目に見てしまいます。一言で表すと「だからなに」いまいち実感が湧いてこないのだ。
感動がないから思いがない。
思いがないから考えない。
考えないから言葉がない。
だから、共感する力が人より低かったり、内側の声を言葉にするのにえらい苦労する。ブログを書いていても人を動かすような文が書けない。そんな悩みもあります。
感動をする人は、人目を気にせず泣いています。涙が出るということは、受け取ったものに対して、心の中にある受け皿からあふれ出た状態なのです。情報に対して感情の処理が追いつていきません。人目なんて気にしていられないのです。
そのあふれ出た涙は、オーラをまとい周囲を飲み込んでいく。その証拠にいい話は、時代を超えて人から人へと伝わっていきます。
間違いなく感動は伝染します。
対人関係におけるメリットとデメリット
感動する人は、対人関係において共感能力が高いのが特徴です。 しかし、その反面デメリットも存在します。
「ほっとけばいいのに」と思うようなことでも、共感能力が高いだけに困っている人のことを自分のことのように思い、ほっとくことができません。
ついつい手を差し伸べてしまいす。そのことで自分が病んでしまったり、犠牲になったりと尻拭いをしなければならないことも多々あります。
僕なんかは無駄なことに感じるけど、その無駄の中に絆が生まれたりするんですよね。
共感できるってすごく羨ましかったりする。
「情は人のためにならず」ってことわざがあります。人に与えた親切は、最終的には自分に戻ってくる。だから、感動する人は良い人間関係に恵まれています。自然と良い人が集まってくることは事実なことです。
感動することは、共感する力を向上させ思いやりと想像力を養ってくれるのです。そして、人生をよりいっそう豊かにするものです。
まとめ
感動する人は、深く考える力がある人。「なぜ?なんで?」と分析できる人です。
感動しない人は、軽薄な人。考えないから蓄積されていくものがない。いつまで経っても薄っぺらいままです。
心に感動という財産を残すことで、その財産が人を作っていきます。感性が磨かれ、本物に触れることで本物になる力がつく。
どちらが魅力的かわかりますよね?
思考停止状態の感動しない廃人、僕みたくなってからでは遅いのです。だから、子供たちには小さい頃から多くの感動に触れさてあげたい。
以上、現場からともぞうがお届けしました~
おしまい