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会社員の医療費やふるさと納税の確定申告はスマホから|メリット・デメリット

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スマホで確定申告

医療費控除やふるさと納税などの寄付金控除の申告手続きがスマホからできるようになることを知っていますか?

 

平成31年(2019年)1月からIDとパスワードだけでスマホから申告書の作成と送信(提出)ができるようになります。

 

  • 今まで→【マイナンバー方式】

マイナンバーカードとマイナンバーカードの情報を読み取るICカードリーダー、パソコンを利用して申告する方法

 

  • 平成31年1月から→【マイナンバー方式】と【パスワード方式】

新しくパスワード方式が加わります。IDとパスワードを利用してスマホから申告する方法

 

パソコンが苦手、マイナンバーカードの取得、ICカードリーダーの購入と設置、必要ソフトのインストール、電子署名登録、税務署まで行くのヤダーなど、めんどくさい作業を避けていた人には耳寄りな情報。

 

スマホがあれば確定申告書の作成から送信まで完結できる「ID・パスワード方式」のメリット・デメリットとを解説していきます。

 

最後までお付き合いくださいね。

 

 

確定申告・還付申告の申告時期

サラリーマンは、いつ申告すればいいの?

 

確定申告と還付申告の違いを理解しておきましょう。

 

確定申告とは、1月1日~12月31日の1年間で稼いだ収入から納めるべき税金を計算して、税務署に申告して税金を支払う手続きです。

 

つまり、税金を確定するための申告です。

 

自営業の方にとって確定申告は毎年恒例の行事になります。

 

サラリーマンは会社が年末調整で必要な手続きを済ませてくれるので、会社からの収入だけであれば自分で行うことはありません。


サラリーマンで確定申告が必要なケースは、年末調整ではできない1年目の住宅ローン控除や医療費控除、ふるさと納税などの寄附金控除(ワンストップ特例は除く)などがあります。

 

同じ確定申告でも還付申告と呼ばれるものがあります。


還付申告とは、確定申告の必要がない人でも申告することで納めすぎた所得税を戻してくれる制度です。

 

つまり、納めすぎた税金を返してもらうための申告です。

 

医療費控除やふるさと納税などの寄附金控除は、還付申告でも申告することができます

 

還付申告では還付申告用の申告書はなく、確定申告と同じ確定申告書を使います。

 

確定申告の受付期間は、原則として翌年の2月16日~3月15日となっています。平成30年分は、平成31年2月16日~3月15日になります。

 

還付申告の受付期間は、翌年の1月1日~12月31日となっています。平成30年分は平成31年1月1日~12月31日です。

 

還付申告なら医療費控除もふるさと納税分の寄附金控除も5年間さかのぼって申告することができます。

 

平成30年分なら2019年1月1日~2023年12月31日まで。期限内に間に合わなかったからと慌てなくても大丈夫ですよ。


所得税は6月からの住民税にも関係してくるので、税務署が始まる年明け1月4日~確定申告で混み合う前までに手続きを済ませておくといいですね。

いろいろな確定申告の方法

電卓で計算して手書きで記入するアナログな方法から、パソコンを使って国税庁の確定申告書作成コーナーを利用して作る方法がります。

 

確定申告書作成コーナーでは、税務署への提出方法を「書面提出」と「e-tax」の2種類から選べます。

①自分で作成する

【特徴】:計算や手書き記入で手間がかかる

 

申告書など必要な書類を国税庁のホームページからダウンロードしたり、税務署でもらってくる。必要事項を手書きで記入後、税務署に持っていくか郵送する。

②書面提出

【特徴】:僕はコレ。事前準備が少なく一番オススメのやり方

 

パソコンで国税庁の確定申告書作成コーナーにアクセス。画面の案内に従って必要事項を入力して確定申告書を作成します。作成したものをプリントアウトして税務署に持っていくか郵送する。

③e-tax

【特徴】:インターネットを使って確定申告書の作成から提出まで自宅で完結できる。使い始めるまでの環境を準備するのにガッツリやることがあってめんどくさい

 

e-taxとは、申告から納税まで税金に関する手続きをインターネットを利用して行うオンラインサービスです。

 

e-taxを利用するには、マイナンバーカードの取得とICカードリーダーの購入(1,000円~3,000円)が必要。利用するまでには、ICカードリーダーの設置や必要ソフトのインストール、電子署名登録などのやるべきことがたくさん。

 

パソコンで国税庁の確定申告書作成コーナーにアクセス。画面の案内に従っ必要事項を入力して確定申告書を作成します。作成したものをネットを使って送信(提出)する

2019年1月スマホで確定申告ついに始まる

スマホで確定申告

(画像出典:スマホ × 確定申告 スマート申告始まります!|国税庁

 

平成31年(2019年)1月からスマホからでも所得税の確定申告ができるようになります。スマホでe-taxが利用できるID・パスワード方式が新しく導入されます。

ID・パスワード方式のメリット

  1. マイナンバーカードとカードリーダー、パソコンがいらない。IDとパスワードを使ってスマホから作成した申告書をe-taxで送信(提出)できる
  2. 税務署に行ったり書類をプリントアウトして郵送するなど、準備の手間がなくなる
  3. 源泉徴収票や医療費の領収書、寄付金の領収書などの内容を入力して送信したものは、提出や掲示を省略できる。但し、5年間は保管の必要あり
  4. e-taxで申告すると書面より還付金の戻りが早い。還付申告の場合、3週間程度で処理されます。1月・2月に申告した場合は、2~3週間程度と少し早め
  5. 確定申告期間中は、全日24時間e-taxで送信(提出)可能。ただし、メンテナンス時間は除く。通常は、月曜日~金曜日(祝日等及び12月29日~1月3日を除く)と5月・8月・11月の最終土曜日及び翌日の日曜日の受付時間は8時30分~24時

 

パソコンでe-taxを利用する場合、1度設定してしまえば翌年からはラクになるのですが、利用登録やパソコンの設定など始めるまでのことを考えるとわずらわしく思い、どうにもこうにも手をつける気になりませんでした。

 

僕の中で1番ネックになっていたICカードリーダーを購入しなくてもe-taxが利用できるこの日を待ち望んでいました。


年末調整済みのサラリーマンなら、スマホで医療費控除やふるさと納税などの寄附金控除を確定申告や還付申告で受けることができます。

 

副業など給与以外の収入があるサラリーマンは、確定申告の時期にまとめて受けることができます。

 

スマホからは2019年1月4日のお昼くらいから作成と送信ができるようになるようです。

ID・パスワード方式のデメリット

  1. メッセージボックスを確認するのには、マイナンバーカードなどの電子証明証が必要
  2. 3年後には変更の可能性も

 

マイナンバーカードやICカードリーダーがなくてもスマホからe-taxが利用できるじゃん、と喜んでばかりもいられません。

 

便利になる反面、デメリットもあります。

 

国税庁はマイナンバーカード方式を推奨しています。ID・パスワード方式は、マイナンバーカードとICカードリーダーが普及するまでの暫定的な対応として、3年を目途に見直すと発表しています。

 

ということは、ID・パスワード方式は3年後には止めてなるかもしれない可能性も。

 

その時はその時で別の方法を考えればいいのですが、ID・パスワード方式を選択してもメッセージボックスを確認するのには、マイナンバーカードなどの電子証明証が必要になるという矛盾した点があります。こっちが気になる方が多いのではないでしょうか。

 

e-taxホームページのメッセージボックスでは、e-taxの申告履歴や税務署からのお知らせなどを確認することができます。このメッセージボックスを見るのにマイナンバーカードとICカードリーダーが必要です。

 

スマホでe-taxの利用は送信まで、より便利に使うならマイナンバーカードとICカードリーダーを用意してパソコン環境を整えなさいよ、という国税庁のおもわくが見え隠れしますね。

ID・パスワードの発行方法

e-tax idパスワード方式 ID・パスワード方式の届出完了通知

(画像出典:【確定申告書等作成コーナー】-ID・パスワード方式の届出完了通知とは)

 

IDとパスワードの発行は、免許証などの本人確認できる書類を最寄りの税務署に持参し、職員さんと直接やり取りのうえ間違いなく本人であることを確認してから発行の手続きが可能になります。

 

手続き完了後、ID・パスワード方式届出完了通知が発行されます。記載されているID(利用者識別番号)とパスワード(暗証番号)でe-taxを利用します。

 

ID・パスワードの発行は今からでも可能です。来年になると混みそうなので利用を考えている方はお早めに。

スマホから作成して書面での提出も可能

ID・パスワードを取得していなくても、提出方法にe-taxを選択せず書面提出を選択すれば、スマホで作成した申告書をプリントアウトして郵送で提出することもできます。

 

セブン-イレブンにあるマルチプリンターなどを使ってプリントアウトすれば、自宅にパソコンがなくてもサービスを利用することができます。

まとめ

ID・パスワード方式は「とりあえず」的な方法になりますが、マイナンバーカードの取得やICカードリーダーの購入がいらない分、e-taxを利用するハードルがかなり下がります。

 

今後、どのように展開されていくかわかりませんが、メッセージボックスが確認できない状態が続くのであればマイナンバーカードを取らざる得ないでしょう。


良い方向に改善されることに期待しつつ、当面はデメリットも踏まえた上での割り切った使い方になってきます。

 

次の休みにでもIDとパスワードの発行に行ってきます。

 

現場から、ともぞうがお届けしました~

おしまい